釜山の夏はとても暑い!昼間は30度を超える気温、太陽がじりじりと照り付けます。
観光で歩き回ると当然汗をかきます。「チムジルバン」ですっきり汗を流しましょう!
ガイドブックでよく紹介されているのは新世界百貨店併設の「新世界スパランド」ですが、今回はそことは別のところに行ってみました。
化粧品や替えの下着なども持っていくとよりいいと思います◎

チムジルバンとは?
「チムジルバン」とは韓国版健康ランド。お風呂とサウナ、休憩室などを備えた施設を指します。
施設の中にある韓国式サウナのことを「チムジルバン」ということもあります。だいたい男女共用で室内着を着て入るスタイルです。
以前は「チムジルバン」はこのサウナを指していたように思いますが、最近は施設全体のこともチムジルバンというようです。
さて、釜山では下記のチムジルバンに行ってきました。
・バリーアクアランド(地下鉄1号線釜山駅徒歩5分)
→Gooleマップを見る
・虚心庁(地下鉄1号線温泉場駅徒歩7分)
→Gooleマップを見る
ただ、どちらも時間の都合上入浴のみで、韓国式サウナ(別料金)は残念ながら使いませんでした。
ただ、どちらも設備はあるので韓国式サウナを使う方法もあわせてご紹介したいと思います(実際使っていないので想像も含みますけど・・・)。
※2025年8月時点の情報です。
バリーアクアランド Bally Aqua Land
アクセス
地下鉄1号線釜山駅から徒歩5分ほどの、便利な場所にあります。
地図通り、駅を背にしてまっすぐすすむとありますので、写真の建物を探していけば迷うことはないでしょう。



といいつつ、下の写真は間違って建物の裏に行ってしまったときの写真です。両替商やSIMを売っているお店など怪しい界隈でしたね・・・。
こちら、日本の健康ランドと同じような簡易宿泊も可能なようです。
受付と入浴の方法
受付
建物に入ると受付があるので、とりあえず日本語ですみません、と声かけ。受付のお姉さんは先に牛乳を買っていた地元の人に対応してから、片言の日本語で受付方法を説明してくれました。「風呂だけ?おんな、赤い鍵。くつとふろのかぎ、同じ」みたいな感じです。
手順1 先払いなので、お風呂(普通のサウナはついている)のみなのか、韓国式サウナも使いたいのかを伝えて、お金を払います。
手順2 タオルが積んであるので適当に2枚ほど取ります。チムジルバンを使う場合は室内着もここで受け取るのだと思われます。
手順3 受け取ったレシートに書いてある番号の靴のロッカー(女性は「赤」の鍵がついたロッカー)を探し、靴を入れて鍵をかけます。
手順4 この鍵が更衣室のロッカーキーにもなるので、同じ番号のロッカーを使うことになります。
更衣室と女性のお風呂は2階です。チムジルバンは4階でしたが、お風呂に入ってから室内着を着て行きましょう。
料金
お風呂のみは10,000ウォン、韓国式サウナは+αです(見てくるのを忘れました汗)。
入浴
更衣室では靴ロッカーのカギと同じ番号のロッカーを探して使います。ロッカーはスポーツクラブによくあるタイプの上下に別れているタイプ。バックパックなど大きい荷物は入りません。
タオル一枚をもってお風呂へ。
お風呂は広かったですが、地元のおばちゃんと思われる人で結構混んでいました。常連なのか、お互い挨拶したりしゃべったりしています。湯温が違う湯舟が数か所。
サウナも普通のサウナはお風呂と同じ場所にあるので、使うことができます。低温と高温のサウナがありましたが、低温の方も熱かったです。
注意点
ちょっと困ったのはボディソープやシャンプーが全くないことです。固形石鹸しか置かれていませんでした。見渡すとおばちゃんたちは自分の愛用品を大量に持ち込んでいました。
仕方がないので固形石鹸で体を洗いました・・・。。
虚心庁
詳細はこちらもご確認ください(公式ウェブサイト、日本語)。
アクセス
地下鉄温泉場駅から徒歩7分ほどにある豪華温泉施設です。

受付と入浴の方法
受付
フロントでキーをもらい、その番号の靴箱に靴を入れ、その番号のロッカーを使用する(靴箱とロッカーのキーは共通)形になります。後払いです。
入場してからチムジルバンを使いたい、ドリンクを飲みたい、何か買いたい・・・となった場合は、キーに課金され退出時に精算できるシステムになっているようです。
料金
料金表はこちら。私は平日のお風呂のみだったので、15,000ウォンとなります。

入浴
靴箱と同じ番号のロッカーを使います。キーは共通です。ロッカーはスポーツクラブによくあるタイプで、上下に細長いタイプ。こちらもバックパックなどは入らないです。
こちらにはシャンプーとボディソープが備え付けてありました。また洗面所には化粧水や乳液なども。
ちなみにロッカールームにいた係員の方、日本語がかなり流暢でした。日本人だったのかな?と思うほど。助かりました。
チムジルバンを使いたい場合は、この係員の方に室内着をお願いして出してもらうになる形になると思います。
注意点
私のロッカーのキーが作動しなかったので、掃除していた係員に聞いたところ多分水分がついているから・・といいながら振ったりして水分を飛ばしていました。
また、少し力を入れて施錠する必要があるようです。隣のロッカーの人が教えてくれました。
お風呂に入る前のエリアに白いタオルが置いてありますが、これはお風呂に持ち込み禁止です。体を洗う専用のタオルがお風呂に入ったところに置いてあるので、それを使うとのことでした。
※公式ページに案内図があったのでこちらに引用しておきます。

番外編1 バリーアクアランド周辺(中華街)
釜山駅前は正直なんだか怪しい界隈。小さな中華街がありました。写真に写っていますが行列ができているお店も。

あとキリル文字(ロシア語の文字)を結構見かけました。韓国はキリスト教徒が多い国ですが、ロシア正教も入ってきているのでしょうか(未確認)?
ウズベキスタンレストランも。その名もサマルカンド。国際色豊かです。


番外編2 虚心庁併設ビアホール!
虚心庁と同じビルの1階にはビアホールが。虚心庁利用者は10%オフなのもうれしいですね。18時開店のようです。

私はヴァイツェンとピルスを注文しました。各9,000ウォン。えびせんがついています。


↑ 虚心庁近くのスポット、梵魚寺と金剛公園についての記事です。


