韓国・釜山の「影島(ヨンド)」に行ってきました。
影島といえば、ガイドブックではお洒落で景色がよいカフェの情報が多いのですが、今回行ったのは「太宗台公園(太宗台遊園地)」。
ガイドブックには灯台の写真ぐらいしか載っていませんが、緑が多く、景色も楽しめます。思った以上に良いところでしたのでご紹介します(2025年8月現在です)。
影島とは?
影島は、地下鉄1号線「南浦洞」駅近くの「影島大橋」で結ばれた島です。

こちらの記事(2025/8/15)によれば、「影島(ヨンド)はかつて造船業などで栄えた都心だったが、今や釜山が消滅の危機にあるという現状を色濃く映し出す場所となっている。」とのこと。かつてより寂れてしまっているようです。
一方で、海が見える絶景ポイントにあるおしゃれなカフェが増えていて、ガイドブックにもいくつか紹介されています。
今回行った「太宗台公園(太宗台遊園地)」は影島の末端、地図の緑色の部分になります。おしゃれカフェとは別のエリアになるので要注意です。
※ちなみに、現地パンフレットでは「遊園地」となっているのですが、日本語の感覚では「公園」なので(特に遊具などはない)、以降「太宗台公園」と呼びます。

太宗台公園へのアクセス
南浦洞駅からタクシーで15~20分(13,500ウォン)
私は南浦洞駅からタクシーを利用しました。
駅近くにタクシー乗り場がありますが、注意すべきは乗車の方向。ロッテマート・影島大橋方向ではなく、逆側のタクシーに乗る必要があるようです。
そこから15~20分ぐらいで太宗台公園の入り口に到着します。13,500ウォンでした。
私が乗ったタクシーの運転手さんは日本語が堪能でした。日本にもたまに訪問しているとのこと。途中の景色の写真も途中下車で撮影できたり、日本旅行の話などもしてくれて親切でした。

島からの帰りも含め、タクシーに何度か乗りましたが、釜山のタクシーの運転手は親切丁寧だと思います。Uberも使えるようですね(私は使いませんでしたが)。
バスでもアクセス可能
私は乗っていないのですが、現地でもらったパンフレットにバスでのアクセスのことが書いてありました。

確かに、太宗台遊園地の入り口のところにバス停がありました。
Googleマップをうまくつかって、バスに挑戦する価値はあると思います。タクシーより安いですしね。途中下車でどこかのお洒落カフェに立ち寄ることもできそうです。
太宗台公園に到着
ここが入口

これが公園の入口です。ここからは一般車両は入場不可。タクシーからもここでお別れです。
一瞬「帰れなくなったらどうしよう?」と思いましたが、タクシーが数台止まっていたのでまあ、大丈夫だろうと・・・実際大丈夫でした。
上記の通りバスもありますし、Uberで配車も可能なようです。いずれも私は試していないですが・・・。
公園全体図
公園入口付近に案内所があるので、パンフレットを入手しました。日本語版もあります。
全体像はこのパンフレットの図の通りとなります。入口から、緑の部分の遊歩道をぐるっと一周するイメージです。

月曜日は園内バスはお休み。要注意
公園一周は徒歩で1時間ぐらいかかり、アップダウンも結構あります。
タクシーの運転手さんは「園内バスがあるからそれに乗ったらいいよ」と言っていました。
しかし!訪問した月曜日は園内バス=循環列車がお休みの日とのこと。
暑い日でしたが「仕方ない。歩くか・・・。」となりました。
実際に園内を歩いてみた(入場料無料)
園内バスが休みなので徒歩で一周することに。
遊歩道ルートを簡略化するとこんな感じになります。
「広場の循環列車乗り場」がスタート地点です。この日は循環列車は走っていませんでしたが。

バスは乗車賃がかかりますが、徒歩の場合は無料です。入場料もありません。
遊歩道をひたすら歩く・・・ペットボトルは必需品
自然に「太宗寺」経由で突端まで行くコース(上の図の逆回り)を選択していたようなので、ひたすら歩きました。
真夏、晴れ、気温も30度ぐらいはあったと思いますが、自然に囲まれていて結構涼しく感じました。あと道路は舗装されているので歩くのには問題ありません。
とはいえ、基本上り道になります。
大事なのは水を持っていくこと!展望台まで行けば売店はありますが、途中自動販売機や給水ポイントはほぼありません。1か所ぐらいは自販機があったかな、という程度です。公園入口でペットボトルを買っていきましょう。

こんな感じの道をひたすら上っていきます。園内バスも休みということでほとんど人はいませんでしたが、近くのおじさんやおばさんたち、公園を整備している人などがちらほら。
現地のおじいさんに話しかけられましたが、私も「わかんないんだよね~」といってお互い笑ってしまう感じになりました。そんな体験も楽しいです。
太宗寺⇒灯台へ
20分ほどで途中のポイント「太宗寺」に到着。このお寺に立ち寄ることも考えたのですが、境内に結構急な傾斜が見えたので通過することに・・・。
さらに10分ほど歩きます。緩やかですが基本上り坂なので結構きつい。

ついに灯台の看板が見えました・・・が、灯台はこの下にあったようです。
私、頭がもうろうとしていたのか、灯台をうっかり通過してしまいました。この公園のランドマークなのに・・・笑 次に行くことがあれば立ち寄りたいと思います。
展望台に到着。絶景&カフェ
そしてさらに10分ほどひたすら歩きます。
そうすると近代的な展望台が。

猫もいました。


ここからの眺めは素晴らしかった!のですが、暑いので建物の中へ。
1階に売店、2階にカフェがあります。地下に食堂もありましたが、月曜のためかこの日はお休みでした。
カフェはオーシャンビューの席で、景色が十分楽しめる場所です。ただ、カフェの内装にはキラキラ感はあまりなく、若干場末感も漂います。


抹茶チョコラテ8000ウォンを注文。釜山は環境への配慮のためか、どこでも紙ストローです。紙ストローでしっかり混ぜてから飲みます。

バスが休み、平日ということもあってこちらも空いていましたが、休日はもう少し人がいるのかなと思います。
屋内で休憩できる貴重なスポットなので、眺めを見ながらしっかり休憩しておきましょう。
(灯台の中にも休憩所はあったのかもしれませんが・・・なんせ行っていないので笑)
南港眺望地
展望台を出て10分ほど歩くと南港眺望地という眺望ポイントがあります。灯台や展望台から見た方角とは別の方向の景色がここから楽しめます。


あとは出発地点目指してひたすら歩きます。20分以上あります。
途中、遊覧船に乗れるポイントもあったので、時間がある方は試してもいいかもしれません。呼び込みのおじさんがいたので、月曜日でもやっているようです。
途中お寺(救命寺)もありましたが、またもや境内の急こう配が見えたのでそのまま通過。

出発地点に戻る
やっと戻ってきました。
公園事務所など管理施設は軒並みお休みです。

それでも徒歩で回る人のために、展望台の売店やカフェはやっているんですね。
私(50代女性)でも十分徒歩で回れる距離と高低差ではあることはわかりました。真夏は特に水分と休憩が重要です。

地元食堂のランチに挑戦
この公園の入り口付近にはたくさんの飲食店がありました。

いずれも今どきの映える感じではなく、伝統的な食堂といったたたずまいです。
そのうちの一つ、「路口第一家店」に挑戦。
時間もちょっと遅かったので、私以外はもう一組のお客さんしかいませんでした。
写真を指差して太刀魚の煮物17,000ウォンを注文。おばちゃんがご飯もつけるか的なことを聞いてくれて、ごはん3,000ウォン付となりました。
「ん?全部で2,000ウォンって結構するな」と思ったんですが、量は2人前ぐらいありましたね・・・。つけ合わせだけで一食分になりそうです。


そして鍋は容赦ない辛さ!
見た目それほど辛くなさそうだったんですが、唐辛子?がはいっていて・・・これが今回の旅行で一番辛い食べ物となりました。
ご飯は釜で炊いた感じのもので、おこげの部分はお湯をジャッと入れてふやかす、その辺のコバエは手でつぶす、という豪快さ。すごいです。

ちなみに太刀魚ですが、私にはちょっと淡泊すぎるかなあ・・・という味でした。かなり淡泊、そして歯ごたえもないのでスープの味付けをかなり盛っているという印象です。でもチャガルチ市場では太刀魚が多く売られているので、韓国では人気があるのかな・・・?と思いました。
最終的には全部ご飯にぶっかける方式で食べていましたが、正式な食べ方ではなかったかもしれません。
帰りもタクシーで南浦洞駅まで
食事を済ませ、出たところにちょうどタクシーが止まっていたので南浦洞駅まで乗車しました。行き(13,500ウォン)よりちょっと安かったかな。
こちらのタクシーもとても車内がきれい。最後の支払のときに小銭がなかったのですがいいよいいよ、と鷹揚な感じでした。
番外編1 ロッテマート見学(南浦洞駅)
南浦洞駅にはとにかく大きいロッテマートがあったので見学しました。ユニクロもはいっています。


番外編2 南浦洞駅周辺、南浦洞乾物卸売市場散策
これは影島に行く前ですが、南浦洞駅周辺と近くの乾物市場を散策。
海沿いなので景色は美しく、のり・煮干し等々がたくさん売っている乾物市場も興味深かったのですが、全然人はいませんでした。


水を売っているお店があったので買ったところ、店番のおばちゃんに話しかけられ、おばちゃんが食べていた果物を差し出されました笑
とにかく釜山のおじさんおばさんは言葉関係なく話しかけてきて、人懐っこい人が多いですね。
太宗台公園のまとめ
最後に太宗台公園のまとめです。
・影島の末端にある、景色がいい公園
・南浦洞駅からタクシーで15分ほど バスもあり
・入場料無料(園内バスは有料)
・月曜は園内バスが休み
・歩いて一周できる。1時間程度。アップダウンは結構ある。水分必須。
・灯台を見逃さないよう注意
・展望台からの景色は絶景。カフェもある
・食事は展望台食堂(但し月曜休み)、または公園入口の食堂群でできる
自然と絶景が好きな方はぜひ行ってみてください!
