パナソニックの食器洗い洗浄機(NP-TZ300、卓上型)を愛用中です。
すぐに壊れがちな点を除いてはとても優秀な家電で、現在他メーカーや据え置き型を含め4台(4代?)目。
ただ、付属の給水ホース1.2メートルがちょっと短い。
より正確に言えば、結構固めのホースなので、取り回し、折り曲げが思うようにできないのです。
あと分岐水栓によっては取り付けの向きが決まっているものがあります。
結果として長めの給水ホースが必要になる場合があります。
私も2メートルの給水ホースを追加で購入し、1.2メートルのものと交換しました。
写真のホース左側部分を分岐水栓に、右側部分を本体に接続します。
しかし・・・給水ホースが分岐水栓にはまってくれないのです!!
原因は「分岐水栓内の水圧が抜けていない」ことらしい
まずは緊急止水弁(白い部分)を動かす⇒動かない
パナソニックのサイトを見たところ、「分岐水栓内の水圧を抜いて接続しましょう」とのこと。
そこで、水道の元栓を閉め、そして「レバー」を閉じてから分岐水栓の白い部分(「緊急止水弁」というらしい)をガチャガチャ動かしてみましたが・・・びくともしません。(正確には「びく」ぐらいしか動かない)
とにかく水を抜けばよいのか?と思い、分岐水栓をいったん外して水抜きしたり、蛇口本体のレバーを上げて水を抜いたりといろいろやりましたが変わりませんでした。
緊急止水弁の根元をレンチで開けて水圧を逃す・・・?⇒レンチがない!
そんな中、こちらを見つけ、「レンチで「緊急止水弁」の根元を開けるしかないのか・・・?」と覚悟しました。
(ちなみにこれは食洗機ではなく、洗濯機用の止水弁だと思いますが)
ただ、レンチが家にないのでいったん保留。こんなところを開けるのも実際ちょっと怖いし。
「レンチの代わり」も検索してみましたが、コインとか結束バンドを使うとかの神技風だったのでやめました。
結局、この方法で2秒で解決しました
もうやけくそ状態で、水道の元栓を開け、分岐水栓のレバーも開けて、「緊急止水弁」(白い部分)を動かしてみました。
そうしたらなんということでしょう。
今まで動かなかった「緊急止水弁」(白い部分)から少量の水とともにどんどん水圧が抜けていくではありませんか・・・。
(圧力鍋の圧力を抜くときと同じような感じ)
ここまで結構苦労したのに2秒ほどで簡単に「水圧問題」が解決し、無事給水ホースを接続することができました。
水道関係がすべて「開」になっているので水浸しになっても責任は持てませんが、とりあえず今回は大丈夫でした。
お困りの方は自己責任でお試しください。
それにしても上記パナソニックサイトに書かれていた「白い部分を動かす」という話・・・。
これで無事水圧が抜けた人は本当にいるのだろうか?と思うぐらい効果なかったです。しかしいろんなところに対処法として書かれていました。メーカーにもよるのかも、と思っておきます。
(ちなみにうちで使っている分岐水栓のメーカーはKVKです。)
なお、洗濯機の止水弁にはレバーがないので洗濯機の止水弁では同じことはできないと思います。
その場合は上記の「圧逃がし方法」、すなわちレンチで緊急止水弁の根元を開けて圧を抜くしかないのかもしれません。
余談 分岐水栓は「分岐金具」と「分岐止水栓」をバラバラに買った方がお得
食洗器設置に必要な分岐水栓。「分岐金具」と「分岐止水栓」の組み合わせになるようです。
これだけ買えばOK、というセット売りもありますが、当家の蛇口のメーカー(KVK)の場合、セット売りは「分岐金具」と「分岐止水栓」単品合計価格よりもかなり高かったですね・・・。
メーカー推奨は当然セット売りの方ですが、「分岐金具」「分岐止水栓」の単品でそれぞれ購入しても特に支障はありませんでした。
ただ、買うべきものを間違えてしまうと無駄になってしまうので、よくよく確認しましょう。