高雄は台湾第2の都市で港町です。
港の景色の美しさ・海鮮の美味しさはもちろんですが、古い倉庫をリノベーションしたスポットなど新しい観光名所も多くできています。
★印は個人的おすすめ度です。★5つが最高点。
台湾・高雄1日目
成田から高雄国際空港へ
エアトリで航空券を予約し、成田からエバー航空(BR107)で高雄へ。
飛行機はやや小さめの3列×2のタイプでした。
最後列に座りましたが、機内は台湾の方でいっぱいです。機内持ち込み荷物も大量。
機内食はごはん系がなくなってしまってラザニアを選択。正直あまり美味しくなかった
エバー航空はごはん系メニューの方が得意なのだと思います。
約4時間のフライトの後、高雄国際空港に到着。
近くの台湾人の一団が大騒ぎしながら大量の荷物を取り出しており、ついでに私の荷物まで取り出していた!ので受け取って出口へ。
旧正月が近いので空港もお正月ムードです。
空港での両替はレートがいいので、忘れずに空港の銀行で両替します。
両替手数料を含めると1元(台湾ドル)はほぼ5円のレート!
100元(台湾ドル)=なんと約500円。コロナ前の約1.5倍になっていて円安を体感せざるを得ません。
台湾の方がたくさん日本に来ている理由もわかる気がしますね。
高雄国際機場駅からMRT美麗島駅に移動
MRT紅線の高雄国際機場駅から、ホテルのある美麗島駅に移動。
交通費は悠遊卡(Easy card)を利用します。どこでも使えるICカード、超便利です。
日本の地下鉄と同じ感覚で乗れますが、駅と車内は飲食厳禁なので要注意。
みなさん街中でもあんなにいろいろ飲み食いしているのに・・・とも思いますが、だからこそ車内では禁止しているのでしょうか??
美麗島駅は天井の美しいステンドグラスで有名な駅ですね。
でも私が到着したときはなんだか地味な感じになっていました。
九福大飯店(Ever Luck Hotel)に到着 ★★★★☆
さて、予約している九福大飯店(Ever Luck Hotel)
美麗島駅から徒歩6分、六合夜市へは2分ほどのホテルです。
航空券と一緒に予約すると1泊8,000円程度とリーズナブルだったのでエアトリで予約。朝食付きです。
最寄りの出口は11番出口ですが、エレベーターもエスカレーターもないため、エレベーターがある1番出口から出ます。
徒歩にて九福大飯店に到着。チェックインします。
外観・ロビーともなかなかクラシックな感じです。古いともいいますが値段相応かな。
そしてお部屋もクラシック。広さは十分です。
当然ウォッシュレットなどはないクラシカルバスルーム。
高さが微妙なクローゼット。ボトムスやコートの類は裾が下につく謎設計。
ベットサイドには照明スイッチはあるものの、コンセントはありません。
とはいえシャワーなどの水流は十分、永遠に髪が乾かない壁かけ式のドライヤーがついていますが、我らがパナソニックのドライヤーが別に準備されているので安心です。
チェックインのときにもらったドリンクホルダー。台湾の方はこのホルダーをヘビーユースしていますが、日本人はあまり使わないですよね。(なお、「首福大飯店」は近くにあるグループのホテルです)
ちなみに・・・・ベッドが史上最高に固かったです。全く体が沈まない。
でもスプリングがあるので問題はなく、心配していたのにもかかわらずものすごくよく寝られました。
六合夜市 ★★★★☆
そんなこんなでもう日が暮れかけていたので、徒歩で六合夜市へ。すぐに到着。
まだ時間が早かったからかあまり人はいませんが、お店は出ています。
荘記海産粥 ★★★☆☆
「地球の歩き方」にも載っている「荘記海産粥」へ。
こちらは人気店のようで結構お客さんがいました。
海産粥150元を注文。
屋台で注文⇒周辺の席に座って待つ⇒注文したものが運ばれてくる⇒お金を払う というシステムです。
近くの席で待っていたら、店員さんがこれを持ってきてくれました。その場で150元を払います。
それにしても150元って、今や「約750円」なんですよね・・・。
うぅ・・・。
いろいろ具が入っていて非常にシンプルな味付けです。
入っているお米はタイ米のような感じでした。味は伝統を守っているといった印象。
観光客好みとか若者好みにはしない、という意気込みを感じるお味でした。
大爺臭豆腐 ★★★☆☆
台湾にはもう10回以上来ていると思いますが、今回初めて臭豆腐に挑戦。
こちらも注文のシステムは屋台で注文⇒席で待つ⇒料理到着⇒お金を払う という流れです。
揚げてあるタイプで上にキャベツの漬物がトッピングされており、辛いたれがかかっています。(辛くないたれにすることもできる)
初めての臭豆腐、はじめは「く・・・くさ!」という感じでしたが食べているうちに癖になる不思議な感覚。辛いたれとよく合うので絡めて食べます。飽きてきたころにキャベツ⇒豆腐のルーティンで食べました。
食後はホテル周辺を散策し、ホテルへ。
台湾・高雄2日目
ライトレールに乗車 ★★★★★
まずはMRT紅線で「西子湾」駅へ。ここからライトレールの哈瑪星駅に乗り換えです。
わかりやすい看板が出ています。
ライトレールは高雄を環状に走っていて、これに乗っていろいろ巡ると効率的だし、車窓も楽しむことができます◎
高雄85大楼 (2024年現在休業中)
ライトレール「高雄展覧館」駅を下車、台北101に次ぎ台湾では2番目に高い「高雄85大楼」に徒歩で向かいます。
しかし・・・2024年現在ビル全体が改装中とのこと。ビルの人によれば来年(2025年)までお休みとのことでした。展望台に行こうと思っていたのに残念でした。
入っているホテルも休館中。
ビルのスタッフの方からは「改装中」との説明でしたが、ネット上の記事を見ると廃墟化しているという情報も・・・。
正直、実際に見た印象もそちらの方が信ぴょう性がある感じでした。
ついでに近くの百貨店、大遠百へ。どこかで見たようなブランドが多いです。
17階に誠品生活が入っているので、そこは面白いかもしれません。(行かなかったけど)
誠品生活のサイトによれば、フロアが階段状にデザインされていて独自色のある書店のようです。訪問してもよかったかも。
高雄市立図書館 ★★★★☆
続いて徒歩で高雄市立図書館へ。斬新なつくりの建物です。
言葉がわからないので本を楽しむことは難しいですが、屋上に展望台があり、景色を楽しむことができます。
また3階にはカフェと売店があるのでのぞいてみました。売店はお土産探しにもいいかもしれません。
1階にもカフェレストラン。隣のビルにもいくつかレストランが入っており、さすが台湾・・・という感じです。
駁二芸術特区(大義倉庫) ★★☆☆☆
再びライトレールに乗車。駁二大義駅から駁二芸術特区(大義倉庫)に向かいます。
昔の倉庫を改築してアートな空間になりました、とのことで、確かにおしゃれ感が漂っています。
駁二芸術特区には蓬莱倉庫、大勇倉庫、大義倉庫の3倉庫があるようですが、このうち「おしゃれな雑貨ショップやカフェが並ぶ」という大義倉庫へ。
結論から言うとあまり自分にははまりませんでしたね・・・。
「おしゃれ」感はあるのですが、自分が台湾に求めているものと違ったように思います。地元の人には人気なのかな。そもそも平日午前中だったこともあり、開いているお店が少なかったです。アートも多いようなので写真やインスタが好きな人にもいいのかもしれません。
モノの値段もおしゃれだけに高いですね~。こちらの某レストランでランチしようと思いましたが、ちょっとしたものでも300元(約1,500円)以上したのでさっさと退散しました。
KW2 棧貳庫 ★★★★★
こちらも倉庫のリノベーションにより生まれ変わった施設ですが、駁二芸術特区よりも気楽、そして高雄港に面していて景色も楽しめるので大好きなスポットです。
駁二芸術特区からライトレールに乗車、駁二蓬莱駅から徒歩で向かいます。
まずは国民市場魚丸料理で魚のそぼろがかかったご飯70元と綜合丸湯90元でランチ。
ほんと、こういうのでいいんだよ~。とてもおいしかったです。
しかも窓一面に広がる高雄港を見ながら食事ができます。最高。
その後ルイーザコーヒーへ。台湾でよく見るチェーン店ですが、こちらもコーヒー60元とお財布に優しめの価格です。KW2大好き。
なお、KW2のお向かいの、昔からある「バナナピア」も少しだけ立ち寄りましたが、こちらは若干廃墟感が漂います。KW2のように鮮やかに生まれ変わることを期待したいです。
南華観光夜市 ☆☆☆☆☆
その後、ホテルの最寄り駅(MRT紅線 美麗島駅)まで戻り、地下鉄出口に「南華観光夜市」という表示があったので行ってみました。
なんというか・・・・リーズナブルな洋服とか雑貨類が山ほど売っているお店がたくさんある通りでした。あまり日本人向けではなく、ガイドブックにも地図に申し訳程度に乗っているかどうか、というスポットです。おススメ度は残念ながらゼロ。
呉起広東粥(六合夜市)★★★★☆
気が付くともう夕食の時間。こちらで皮蛋痩肉粥80元、綜合丸子湯70元を注文しました。他の屋台同様、注文後席で待って料理と引き換えに会計するシステムです。
こちらのお店も人気があり、たくさんお客さんが並んでいました。確かにおいしいお店でしたね◎
いろんなメニューがあったので試してみたかったのですが・・・この辺が一人旅だと限界を感じるところですよね。
濃厚舗青草茶 ★★★★☆
ホテルの近くにあったお茶屋さん。無糖の薄茶40元を注文。ミントティーのような感じです。飲むと胃がスッキリします。
一番小さいサイズは300ミリリットルぐらいの便利なサイズでした。
–台湾・高雄3日目&4日目につづく–