【2025年9月】ウズベキスタン女性ひとり旅|お金編(両替・スム(通貨)・カード事情・物価)

ウズベキスタン旅行の準備で、移動と並んで悩んだのが「お金」でした。

通貨は何を持っていけばいいのか、カードは使えるのか、現地で両替できるのか・・・。

日本語の情報が少なく、出発前にずいぶん調べました。

この記事では、出発前の準備から現地での実際まで、お金まわりのリアルをまとめます。結論を先に言うと、ドル現金を日本から持っていって、現地でスムに両替するのが一番確実でした。

別記事の旅程モデルプラン移動編とあわせてどうぞ。

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通貨は「スム(sum)」。桁が大きい現金に慣れよう

ウズベキスタンの通貨はスム(sum)です。

旅行した2025年9月時点のレートは、おおよそ次の通りでした。

スムから円に換算すると、

  • 1,000スム=約12円
  • 10,000スム=約116円
  • 100,000スム=約1,160円

円からスムに換算すると、

  • 1円=約86スム
  • 100円=約8,600スム
  • 1,000円=約86,000スム

※2026年に入ってからは円安が進み、1円=約75スム/10,000スム=約130円ほどになっています。

桁が大きいので、最初は財布の中が万単位の札であふれて戸惑います。慣れるまでは「ゼロを2つとって、ざっくり1.2倍」くらいの感覚で円換算していました。

なお最高額紙幣は200,000スム(約2,400円)で、円換算してみると単位の大きさのわりに高額ではありません。

そして大事なのが、ウズベキスタンではスムの現金が活躍する場面がまだ多いということ。後で書くようにカードが使える店も意外とありますが、タクシーや市場(バザール)は現金が基本です。

結論:日本からドル現金を持参 → 現地で両替

私が実際にやって、これがベストだと感じた方法は、

日本でドル現金を用意して持参し、ウズベキスタンでスムに両替する

理由は、ウズベキスタンでは両替通貨としてUSドルの流通が圧倒的に良いから。ドルさえ持っていれば、現地で必要な分だけスムに替えられます。

そもそも私がドルを用意したのは、出発前に「ウズベキスタンでは日本円の両替は難しい(できる場所が限られる)」という情報をどこかで見たからでした。

実際に行ってみると、後述するように空港の両替所は日本円にも対応していたのですが、レートは通常の9掛けほどとあまり良くありませんでした。やはり流通の良いドルを持っていって現地でスムに替えるのが、レート面でも安心という印象です。

カードが使える店もそれなりにあるのですが(後述します)、タクシーや市場では現金が必要ですし、両替したスムは旅の間に使い切ってしまいたいもの。なので私は、現金を積極的に使う前提で動きました。

チョルスーバザール(タシケント)

出発前にさんざん遠回りした話(余談)

実は私、少額ですが「ドル預金」があり、これをうまく活用できないか?と考えていました。

  • 外貨預金からドル現金を引き出すには銀行窓口での手続きが必要で、手数料がかなり高い
  • ドル建てデビットカードは、ドルが法定通貨の国でしか実質使えない。ウズベキスタンはスムの国なので、結局スムに変換され、外貨預金で決済する意味が薄い
  • 日本のATMはドル現金を出せない(円転されて円で出てくる)

つまり、外貨預金は海外旅行(特にドル以外の国)では思ったほど使えず、半ば塩漬けだと痛感しました。銀行では「海外で便利」と言われがちですが、現実は手数料の壁が厚いです。

結局、シンプルに日本でドル現金に両替して持っていくのが一番でした。

両替は空港でも市内の銀行でもできた

現地での両替ですが、タシケント空港内で両替できました。到着後、空港の中でドルからスムに両替し、市内へ向かう最初のスム(タクシー代など)を確保しました。

ひとつ注意したいのが、空港の両替所の場所です。私が行ったときは、両替所が手荷物受取所(ターンテーブル)のエリアにしかありませんでした。

それを知らずに一度ロビーまで出てしまい、「両替できる場所がない」と慌てて気づいて、手荷物エリアまで戻りました。幸い戻ることはできましたが、知らないとあせります。

両替所。わかりにくい!

両替する予定なら、ロビーに出る前に手荷物エリアで済ませておくとスムーズです(空港の構造は変わることもあるので、あくまで当時の話として参考にしてください)。

取扱通貨についても触れておきます。私が行ったときの空港の両替所は、ドルのほかユーロや中国元も扱っていました。

日本円の両替にも一応対応していましたが、レートが通常の9掛けほどと良くないので、円を持ち込んで現地で替えるのはあまりおすすめしません。

なお、常にドル以外の通貨を扱っているかどうかは分からないので、ドルを用意しておくのが結局いちばん確実です。

ウズベキスタンの両替は、両替所や銀行で行います。レートはその時々ですが、ドルからスムは流通が良いぶん両替もスムーズでした。一度に大金を替えず、必要な分を少しずつ替えていくのが、安全面でも為替面でも安心です。

両替は空港だけでなく、タシケント市内の銀行の窓口でもできました。パスポートの提示が必要です。

訪れた銀行は土曜日も営業していて、窓口で問題なく両替できました。

土日をはさむ旅程だと「両替できる場所が開いているか」が心配になりますが、少なくとも私が行った銀行は週末も対応してくれて助かりました(営業日や時間は銀行によって異なりますので、念のため現地で確認してください)。

通りかかったグンマのお店。おいしい揚げパンです。群馬ではない

予備で持ったユーロが、思わぬところで役立った

念のため、ドルとは別に予備でユーロ現金(手持ち)も少し持っていきました。

帰国便は深夜だったため、現地でレイトチェックアウトを依頼しました。支払いの際、スムやドルの手持ちとの兼ね合いで、交渉して手持ちのユーロで支払わせてもらえました。

ただ、これはこのホテルがたまたま融通を利かせてくれただけだと思います。こうして融通を利かせてくれる優しさ自体がウズベキスタンの良いところでもあるのですが、どこでもユーロが使える、ということではありませんのでご注意ください。

こちらのホテルに泊まりました。快適。

カードはどこまで使える?

ウズベキスタンのカード事情ですが、私自身「カードがどこまで使えるか」をきちんと検証できていません。というのも、両替したスムを使い切りたくて、カードが使えそうな場面でも現金を選んでいたからです。したがって、以下は「私が経験した範囲」になります。

カードが問題なく使えたのは、

  • スーパーマーケット:とくに問題なく使えました
  • タシケントの地下鉄:改札でVISAのタッチ決済が使えました
地下鉄駅が素敵
地下鉄駅ホーム

逆に、現金で払っていた(カードが使えたかどうか不明な)のが、

  • タクシー:配車アプリのYandex Goは、私は日本のクレジットカードを紐付けできず、毎回現金払いでした(詳しくは移動編
  • 市場(バザール):ここは現金が基本
  • 飲食店:私は現金で払っていたので不明。カードが使える店もあったかもしれません

事前に調べた情報では、「カードOKの表示があっても実際は使えない」「ウズベキスタン発行のカードしか通らないことがある」「ATMはあっても現金が入っていないことがある」といった話もありました。

カードをあてにして現金ゼロで行くのは避けるべきですが、一方で「まったく使えない国」というわけでもなく、スーパーや地下鉄のようにキャッシュレスが普通に通る場面もある、というのが実感です。

結論としては、現金(スム)をきちんと確保したうえで、使える場面ではカードも使うくらいの構えがちょうどいいと思います。

チョルスーバザール(タシケント)

物価の感覚

物価は、日本と比べると全体的に安めです。ただ、観光地価格や、外国人向けのレストランではそれなりにする場面もあります。

桁の大きいスムに最初は戸惑いますが、慣れてくると「これは安い」「これはちょっと高い」という感覚がつかめてきます。地元の食堂やバザール(市場)では、かなりリーズナブルに食事や買い物が楽しめました。

※具体的な食事の相場感や、お土産・チップまわりの話は「注意点・対策編」にまとめる予定です。

サマルカンドの食堂
ねこもいる

余ったスムは帰りの空港で使い切る

現金中心で動くと、最後に「スムが余る」問題に直面します。

スムは日本に持ち帰っても両替できませんし、次にウズベキスタンへ行く予定でもなければ、持っていても仕方がありません。だから、帰国前に使い切るのが基本です。

私は、帰りの空港でおやつや水を買って使い切りました。空港なので街中よりは割高ですが、飲み物やちょっとした軽食なら、端数のスムを処理するのにちょうどいいです。

空港でお土産を買って使い切る、という方法もありますが、あまりおすすめではありません。

航空機内への手荷物の持ち込み制限があること、空港のお土産は街中よりさらに高いこと、そして(これは好みの問題ですが)雑貨や工芸品のデザインが、日本人の一般的な好みには合いにくい印象だったからです。

ウズベキスタンのお土産はキラキラした派手めの装飾のものが多く、華やかで現地では素敵なのですが、日本の家に置くとなると少し浮くかもしれません。これは街中のお土産屋さんを見ているときから感じていたことで、帰りの空港の時点では痛いほど分かっているはず。

両替のときも最後に余らせないことを意識して少しずつ替えましょう。旅の後半は、手持ちのスムと相談しながら、少しずつ使い切っていくイメージで動きます。

このあたりはわりとなじみやすいデザイン?

まとめ:ドル現金を持って、現地で少しずつスムに

ウズベキスタンのお金まわり、ポイントを整理すると、下記の通りとなります。

  • 通貨はスム。タクシーや市場は現金が基本(一方でスーパーや地下鉄はカードも使えた)
  • 日本からドル現金を持参し、現地でスムに両替するのが最も確実
  • 両替は空港でも、市内の銀行(土曜も開いていた)でもできた。空港の両替所は手荷物受取所のエリアにあり、日本円も両替できるがレートは9掛けほどで良くない
  • 外貨預金やドルデビットは、手数料や仕組みの面で思ったほど使えない
  • カードはあてにしすぎない。ただしスーパーや地下鉄では使えた。Yandex Goは私は現金払いだった
  • 予備の外貨(私はユーロ)が、いざという時のクッションになることも
  • 余ったスムは持ち帰っても両替できないので、帰りの空港で水やおやつを買って使い切る
ビビハニムモスク&シヨブ・バザール(サマルカンド)

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