香港・深圳を旅して「これは知っておいた方がいい」と感じた注意点をまとめました。
危険というより「知らないと戸惑う」「準備しておけば防げた」というポイントが中心です。これから行かれる方の参考になれば。
※ レートについて:この記事では 1HKD≒20円、1元(CNY)≒23円 で換算しています。
香港の注意点
① ゲストハウスの安全性
モンコックの雑居ビルにあるゲストハウスに3泊しましたが、正直安全性には疑問が残りました。
住居と宿泊施設が混在しているビルで、防火面の規制も実感としては緩い印象でした。何かあったときに逃げられるかという不安も正直ありました。
対策:快適性・安全性を求めるなら最低でも1万5千円/泊以上のホテルを選ぶこと。詳しくは[ホテル・宿泊編]の記事もご覧ください。

② オクトパスカードの失効
3年以上使っていないオクトパスカードは自動的に失効しています。復活には手数料がかかります(未使用期間に応じて年間HKD15ずつ加算)。
対策:失効していてもVISAタッチ決済でMTRに乗れるので、無理に復活させなくても問題ありません。復活希望の場合は日本でアプリから手続き可能です。
③ 喫煙・防火面
香港は屋内禁煙が徹底されていますが、路上喫煙は合法です。一方で住居内の喫煙は規制対象外のため、住居と宿泊が混在するゲストハウスでは寝タバコのリスクも否定できません。
対策:宿泊先を選ぶ際、純粋なホテルかゲストハウスかを意識すると良いかもしれません。


④ 物価の高さ
香港は想像以上に物価が高いです。1ドル=約20円ですが、簡単な麺類でも850円前後、ホテルも安くて1万円台後半〜が相場です。下の写真の飲茶は2品で72ドル(約1,440円)。
対策:深圳と比較すると物価差は歴然なので、宿泊や食事の予算配分を考えておくと良いです。


深圳(中国本土)の注意点
① 入国カードの事前登録を忘れずに
香港から深圳に入る場合も、中国本土への入国なので入国カードが必要です。私は香港経由なので油断していました・・・。
結果、国境の機械の前で四苦八苦し、係員がつきっきりで対応してくれることになりました(汗)
対策:出発前にオンラインで要事前登録(専用サイトまたはアリペイのミニプログラム「移民局12367」)。所要約10分です。

② 英語はほぼ通じない
深圳では英語がほとんど通じません。シャングリラホテルのようなハイクラスホテルのスタッフでも英語NGという場面がありました。
対策:翻訳アプリ(バイドゥ翻訳など)を入れておくこと。Google翻訳は中国本土ではVPNを使っても挙動が不安定になることがありますが、言語パックを事前にダウンロードしておけばオフラインでも使える可能性があります(未確認)。

③ アリペイ必須、現金はほぼ使えない
中国本土では現金を使う場面がほとんどなく、ほぼ全てQRコード決済(アリペイまたはウィーチャットペイ)です。小さなお店でも普通にQR決済です。
対策:日本でアリペイをインストールし、クレジットカード紐付け・実名登録(SMS認証含む)を完了させておくこと。現地でやろうとすると手間取ります(というか認証があるので無理かも)。

④ 地下鉄の荷物検査
深圳の地下鉄は乗車のたびに荷物検査があります。バッグをベルトコンベアに乗せる手間がかかるので、地下鉄移動が多い予定なら時間に余裕を持つこと。
一方で警備員が車内にも乗っていることが多く、治安面では安心感がありました。

⑤ 和式トイレが多い・紙は流せないことが多い
きれいなショッピングモールでも和式トイレが主流です。中国では「他人が座った便座に触れたくない」という衛生意識から和式が好まれる傾向があります。
さらに、立派なホテルでもトイレットペーパーを便器に流せないことが多く、備え付けのゴミ箱に捨てる方式でした。アジアではよくあることですが、知らないと戸惑うポイントです。
対策:ポケットティッシュを持参すること(紙がない場合あり)。トイレ個室にゴミ箱があるか確認し、流せるかどうか分からない場合はゴミ箱に捨てるのが無難です。

⑥ 電動スクーターが歩道を走る
深圳では電動スクーターが普通に歩道を走っています。静かに近づいてくるので要注意。
対策:歩道を歩く際も周囲に気を配ること。

⑦ 客引きに注意(特に羅湖商業城)
羅湖商業城周辺では、コピーブランド品やマッサージ店への客引きが多く、カタコト日本語で声をかけてきます。振り払ってもしばらく付いてくることがあります。
対策:無視して進むか、はっきり「いらない」という意思表示をすること。日本語で対応すると向こうもひるむことがありますが、日本語で応戦してくることもあります笑


両都市共通の注意点
① LCC(グレーターベイ航空)は座席が狭い
横幅が今まで乗った中で一番狭く感じました。長時間フライトでの圧迫感は覚悟しておいた方がよいです。トイレも少なめなので、機内では早めに済ませておくのがおすすめ。

② 荷物受け取りに時間がかかる(香港国際空港)
LCC便は到着から荷物受け取りまで体感1時間ほどかかりました。乗り継ぎなど時間に余裕を持った計画を。
③ 早朝便の場合は移動手段を事前に計画
香港MTRの始発は6時頃。早朝便で帰国する場合、DiDi(タクシー配車アプリ)の準備をしておくとスムーズです。アプリのインストールとカード紐付けは必ず日本で。

事前準備チェックリスト(総まとめ)
- 香港のゲストハウス:安全性が気になる場合は1.5万円以上の宿を検討
- オクトパスカード:失効していてもVISAタッチ決済で代用可
- 中国入国カード:出発前にオンライン事前登録必須
- アリペイ:インストール・実名登録・カード紐付けを日本で完了
- バイドゥ翻訳・地図:インストールしておく
- DiDi:インストール・カード紐付けを日本で完了
- ポケットティッシュ:和式トイレ対策に持参
- 羅湖商業城周辺:客引きには毅然と対応

まとめ
今回の旅で一番痛感したのは「香港経由で深圳に行くから」と油断してはならない、ということです。香港は香港、中国は中国です。
入国カードもアリペイの実名登録も、結局は中国本土への入国なので、香港旅行の延長で考えず「中国に行く準備」として別立てで考えておくべきでした。
次回行かれる方は、ぜひこの記事を参考に準備してから挑んでみてください!
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