ウズベキスタンひとり旅で、最初に不安だったのが「移動」でした。英語があまり通じない、文字はキリル文字、配車アプリは使えるのか、列車の予約は・・・と、調べても日本語の情報が少なく心配だったのです。
この記事では、実際に私がどう移動したのかを、空港からの第一歩から順番に、具体的に書いていきます。
車の移動はYandex Go(タクシー配車アプリ)が大変便利でした。日本でインストールしておきましょう。なお、クレジットカードとの紐付けはできず、都度現金決済でした。

※別記事の旅程モデルプランとあわせて読んでもらえると、全体像がつかみやすいと思います。

いちばんの難関は「空港に着いた直後」
この旅で移動に関して一番大変だったのは、タシケント空港に夜到着して、ホテルまでのタクシーに乗るまででした。ここさえ越えれば、あとは何とかなりました。

夜20時にタシケント着。ウズベキスタンには白タクも含めタクシー業者が多数いるようで、空港から出たとたん、「タクシー?」と聞かれまくります。しつこくはないので断れば大丈夫です。
ただ、人も車もたくさんいて、タクシーアプリYandex Goで呼んだとしても見つけられないという問題があります(そもそも私はこの時点ではアプリの使い方もよくわからず)。
YandexGoを使っている人に目をつけて「ここではYandexはうまくつながらないんだ」とかなんとかいって、自分の車に誘導する輩もいました。
おそらく空港敷地内から少し離れればYandexGoで呼んだタクシーも見つけられるのだと思うのですが、とにかく人や車がたくさんいる、また夜便だったため敷地外まで歩いていく勇気もありませんでした。
そこでやや高くつきますが(街中まで20分、15ドルぐらい)、ホテルに配車をあらかじめ依頼しておくか、空港から出る前に職員にタクシー手配を依頼することをお勧めしたいです。

解決法:空港職員に頼る
私は、一回空港から出てしまって(もちろんもう一度入ることはできるが、荷物検査がある)、Yandex Goも使えず、いろんな人から声をかけられるしどうしよう・・・という感じだったのですが、出口にいる空港職員に声をかけて、パスポートを見せて事情を話したところ、空港内の担当者に声をかけてくれて、無事空港手配のタクシーに乗ることができました。お値段はやはり15ドルぐらい。
その担当者がタクシーにエンジンをかけてからどこかから運転手をつれてきてその人にチェンジ(誰??)、という不安な瞬間もあったのですが、結果問題ありませんでした。
しかし、土地勘もなく、相場も分からず、言葉も通じない。深夜に近い時間に、ひとりでこの状況はなかなか心細いものでした。
ホテルのスタッフが親切
タシケントのCity Centre Hotelに無事チェックインできたあと、移動の不安を一気に解消してくれたのが、ホテルのナイトマネージャーでした。

「明日からの移動でYandex Goを使いたいけれど、うまく使えるか不安だ」と相談したところ、ホテルの外のタクシー乗り場まで一緒に来て、Yandex Goの使い方を実演しながら教えてくれたのです。
アプリで車を呼ぶ、来た車のナンバーを確認する、乗る、この一連の流れを一度立ち会ってやってもらえたおかげで、翌日からは自分ひとりでスムーズに配車できるようになりました。
ウズベキスタンの人たちは、本当に親切です。困っていると、こちらが驚くくらい丁寧に助けてくれます。

市内移動の主役:Yandex Go
ウズベキスタンでの市内移動は、Yandex Goがあれば、ほぼ解決します。日本でいうUberのようなもので、ロシアや中央アジアで広く使われています。

使い方の流れは以下の通りで、Uberなどと全く同じです。
- アプリで現在地と行き先を指定する
- 料金が先に表示される(事前に値段が分かるので安心)
- 配車されたら、来た車のナンバープレートを確認して乗る
- 支払いは現金(私はカードの紐付けができませんでした。理由は不明ですが日本のクレジットカードだから?)
何より良いのは、料金が事前に確定していること。言葉が通じなくても行き先が地図で正確に伝わり、ぼったくられる心配もありません。流しのタクシーと交渉するストレスから完全に解放されます。
注意点としては、出発前に日本でアプリをインストールしアカウント登録を済ませておくことです。

タシケントの地下鉄が観光名所級


タシケント市内には地下鉄(メトロ)が走っていて、これがとても便利、かつ観光地としても楽しめます。
タシケントの地下鉄は、駅ごとに内装デザインが異なり、シャンデリアやモザイクなど、まるで地下の美術館のよう。


乗り方で戸惑ったポイントをいくつか。
ひとつは支払い方法。VISAのタッチ決済が改札で使えました。いちいち切符を買わなくても、対応するクレジットカードをタッチするだけで乗れたのは便利でした。
もうひとつは構造。駅によっては入口と出口が分かれていたり、路線の乗り換えが少し分かりにくかったりします。とはいえ運賃は均一で格安、本数も多いので、慣れればこれほど快適な移動手段はありません。地下鉄に乗ること自体が観光になるので、ぜひ一度は利用してみてください。


都市間移動:高速列車アフラシャブ号
タシケントとサマルカンド(さらに西のブハラ、ヒヴァ)を結ぶのが、高速列車のアフラシャブ号(Afrosiyob)です。スペインの技術を使った車両で、最高時速200km超。タシケント〜サマルカンド間を2時間少々で結びます。


私もこのアフラシャブ号でサマルカンドを往復しました。車内は清潔で快適、座席もゆったりしていて、軽食のサービスもありました。

とにかく予約が取りにくい
ただし、ひとつ大きな注意点があります。アフラシャブ号は非常に人気で、予約が取りにくいです。
私は出発の約1か月前に予約を試みましたが、その時点ですでに空席がぎりぎり。希望の時間帯はほとんど埋まっていて、結果として行きは6:33発、帰りは5:08発という早朝便しか押さえられませんでした。


これから行く方への最大のアドバイスは、航空券を取ったら、すぐに列車も予約すること。ホテルや観光より先に、まず列車の座席を確保するくらいの優先順位でちょうどいいです。
予約はオンラインの公式サイト(ウズベキスタン鉄道)からできますが、サイトが少し使いにくかったり、決済がうまくいかないこともあるようです。私はiPhoneの公式アプリUzrailwaysticketsからスムーズに予約できました。ただ人気があって埋まっているというのは変わらないのですが・・・。


まとめ:最初の1回さえ越えれば、移動は怖くない
振り返ると、ウズベキスタンの移動でハードルが高いのは、
- 夜着の空港でタクシーをどうするか
- Yandex Goを使えるようになるまで
- アフラシャブ号の予約
この3つに集約されます。逆に言えば、ここさえクリアすれば、あとは拍子抜けするほどスムーズです。
そして困ったときは、空港職員でもホテルスタッフでも、現地の人に頼ること。ウズベキスタンの人々の親切さに、何度も助けられました。

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